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歯のセラミックのかぶせもの。違和感ない噛み合わせは、どうするか。
歯のセラミックのかぶせもの。違和感ない噛み合わせは、どうするか。
虫歯が大きい時、根管治療後、歯にひびが入っている時などに行われます。
![](/upload/tenant_1/11f1d15b72f22c28c8530b3f8b87f498.jpg)
この歯は、根管治療後です。
ここに、セラミックのかぶせものを装着します。
![](/upload/tenant_1/ee7eb491f1f8ad4eaf7354cf936ea11d.jpg)
シリコンペーストで、セラミックのかぶせものと歯が、密着するよう調整します。
シリコンペーストの色が、薄くなっていれば、歯とかぶせものは密着している。
シリコンペーストの色が濃ければ、歯とセラミックのかぶせものの間に、すき間があるという事です。
![](/upload/tenant_1/4dc613f2ade8a15f3d9453ddc7e2e47a.jpg)
シリコンペーストは、この様に薄膜になっています。
歯とセラミックのかぶせものは、わりと密着しているようです。
![](/upload/tenant_1/ec42c1f597a94865b4075f942d4ec6ff.jpg)
噛んだ所です。
上下の歯が当たる所に、赤い印がついています。
わずか、噛み合わせが高いようです。
![](/upload/tenant_1/873ff684b7c44171ffb6cce2790ee9ad.jpg)
この時点で、前歯も噛んでいますから、高さの違いはわずかです。
![](/upload/tenant_1/65f97d09d047feabb366a7dbbf178422.jpg)
隣の歯も、セラミックのかぶせものも、噛み合わせが均等になるように調整します。
![](/upload/tenant_1/d18f71c7e76895eea6d342ee27ff092d.jpg)
フロスもひっかかりません。
![](/upload/tenant_1/14c332cb5c713be7e2cc6eafe9ccb8a4.jpg)
セラミックのかぶせものの、調整した部分は、つや消しになっています。
![](/upload/tenant_1/0c7f1c44bb0f2448edd67c988cdabfee.jpg)
研磨して、光沢をだします。
菌が付着しにくい様に、ツルツルの面に仕上げます。
![](/upload/tenant_1/083351199e6e623715bda8a459a9814e.jpg)
内面を掃除します。
![](/upload/tenant_1/550f91e24901dd0245a1c0dc9b3f1d4e.jpg)
セラミック用の接着材を塗ります。
![](/upload/tenant_1/e63eed326189537541c496410350a33e.jpg)
歯も清掃して、接着材を塗ります。
クラウンの場合は、ラバーダムが難しい事が多く、できるだけ乾燥状態で行います。
![](/upload/tenant_1/44f46e89d1f5130766919d8ba7aedf4f.jpg)
接着材(レジンセメント)に光を当て、固めます。
![](/upload/tenant_1/21ef80233ef0055ca692b7968a7c4e17.jpg)
装着されたセラミックのかぶせものです。
![](/upload/tenant_1/2744a953c61b7f3b80663db2dc139b05.jpg)
シリコンパテで、噛み合わせを確認したところです。
上、セラミックのかぶせもの装着後
下、装着前
装着前に噛んでいない部分に、セラミックのかぶせものを装着し、
噛み合わせが増えました。
セラミックのかぶせものの装着前後で、他の歯の噛み合わせが変わっていません。
お口全体の噛み合わせに影響することなく、セラミックのかぶせものが装着された事が分かります。
![](/upload/tenant_1/27b1c6a771c0ca7c2c8d9aebea8883b1.jpg)
これは、薄いロウ(ワックス)のフィルムで、噛み合わせを見たものです。
上、セラミックのかぶせもの装着後
下、装着前
上のシリコンパテとは、見え方が違い、接触している部分だけ、印が付きます。
装着の前後で、他の歯の噛み合わせは変わっていません。
お口全体の噛み合わせに影響することなく、セラミックのかぶせものが装着されたのではないでしょうか。
このようにして、セラミックのかぶせものを装着し、
できるだけお口全体と調和したかぶせものができる様に、努力しています。
以上、
セラミックの冠で、歯にかぶせものを作る 治療方法でした。
歯が割れた
歯にひびが入った
場合の根本的治療は
をご覧ください。
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